営業事務職を「事務職」とひとくくりにするのは間違いなように思います。もちろん会社によりきなわけでしょうけれど、私が経験したSNSマーケティングの始め方を売り込む営業事務職は、事務にしても考える範囲が広かったので単純作業ではなかったですね。

なんというか、総務事務職よりもスキルが一段高いという感じでしょうか。パソコン操作も社内用のアプリだけではなく、無料MAツールや営業支援ツール、データ管理ソフトを一通り使えなくてはなりませんでしたから。

新卒入社時では、マイクロソフトのワードとエクセルを使える程度だった私は、先輩社員から「アクセス」も使えるようになることを要求されましたので、必死こいて自宅学習しましたよ。テキストは常に形態で、休みの日はアクセスの操作ができるようにと、ひたすらパソコン操作していました。

そう頑張れたのもひとえに給料のおかげかも知れません。決して高い給与ではなかったのですが、それでも総務事務職の女性社員よりも数万円ほど高い基本給でしたし、残業もあり残業代も出してもらっていましたからね。ですから「スキルを上げにゃーならん!」と、必死になれたのだと思います。これで総務事務職と変わらない給与でしたらやさぐれていたかも知れませんが。

そして営業事務職時代に習得したスキルのおかげで、結婚出産後の再就職はスムーズでしたので今でも非常に感謝しています。しかしそのパワーの源といえば、営業事務職の他の事務職よりも少し高めの給与でしょうか。その分、やることも多いのですが。