法人営業の新規顧客開拓を主に担当しています。法人営業で大切なことは、まず自社の商品を買ってもらおうというつもりで訪問のではなく、自分という人間をまず覚えてもらうことから始めなければなりません。企業の担当者はそうでなくとも既存業者との応対で目いっぱいで迷惑訪問業者と時間をさくつもりなどないのです。まず訪問して担当者の名前を聞き出し、その人ととにかく会う機会を探り出すことが重要です。なんとか会えたとしても、そこですぐに商売の話をしてはいけません。とりあえず丁寧なあいさつから始まり、時間をさいてもらったことのお礼を忘れずに述べます。そしてさりげなくライバル会社の話題をほのめかしたり、相手が興味を持ちそうな話題を探してできるだけ「自分」と話すと何か得をすることがあると思わせることです。見込み顧客の育成でデマンドジェネレーションを行なうのです。そうして足しげく通います。そうするうちに信頼関係が構築できればこちらのものです。自分を売り込むことに成功すればこちらが言い出さずとも、相手から注文をしてくれるようになります。大企業の営業マンなら会社名を出すだけで信頼してもらう場合が多いですが、そうでない場合はまず、「自分を売り込む」それが成功する法人営業のキーワードと言っても多言ではないでしょう。
- 法人営業では議事録が必須
- 社内の他部署にも営業すべし